2014年9月18日木曜日

底地を疑う

課税明細によると、
1000番地上に家屋番号:1002番という建物がある。

しかし、

1000番地で底地番検索しても家屋番号:1000番という建物しかヒットしない。


1002番は未登記建物なのか??


★ポイント
家屋番号がついている。
 →未登記である可能性は低い。
   未登記建物は課税明細上、0となっていることが多い。


合筆した形跡がある。
 →合筆により、1000番ができている場合、
   合筆より前にできた建物の所在の地番は
   合筆前のままである可能性もある。
   (現実的に、合筆後に家屋の表題部をいじることはあまりないかも。)               


  ※ちなみに、合筆した形跡は、
    ・1000番の建物の所在が複数の地番にまたがっていること、
    ・底地の登記情報の表題部
        で判断する。


⇒合筆した土地の地番の範囲で、底地の範囲検索をすると、
 1000番の他にもう1棟の建物がヒットした。
 これが課税明細上の1002番の建物である可能性が高い。



★まとめ

建物の登記情報が見つからなかったら・・・

① 底地が違うという可能性を疑う!
    合筆前の底地番のままかもしれない。
    底地の範囲検索を利用する!

② 未登記
  

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